柚月裕子の本 その2

2冊目は、あしたの君へという本です。


家庭裁判所調査官補の青年が主人公です。最後に補がつくのは研修中の身分ということです。国家公務員です、やじうま的に非常に興味深い仕事ですね。


そんな見習い君が主人公の物語で5話からなる連作短編集です。読みやすくて面白かったです。1日で読み終わりました。


少年事件2話と離婚問題2話、それと主人公の個人的な1話、垣根涼介君たちに明日はない、に似てると思いました。


続編がありそうな終わり方だったので次回作があれば読もうと思います。


離婚問題編ではモラハラが取り上げられていましたが、まさに私の友人がモラハラを理由に離婚調停中なのですが、モラハラしてる方が離婚に承知しないというのは典型パターンなんですな。

モラハラする人は、自己愛性パーソナリティ障害であることが多いとか


友人がそうであるかは知りませんが。